被災地大槌 小鎚神社 社人会 募金のお願い 〜復興・再建への架け橋〜 募金は終了しました 沢山のご協力をありがとうございました

●お祭りのご報告はこちら
2012年もお祭りが開催されます。→小鎚神社ホームページ


3月11日(金)東日本大震災。
一夜にして大槌の町は津波と炎に包まれました。

町の中心部に位置する小鎚神社は周囲の山を炎に囲まれたにもかかわらず
宮司を始め避難していた数名の一晩中に亘る必死の水掛けにより
奇跡的に神社と境内、そして神輿4基を無傷で残すことができました。

毎年9月中旬に行われる神輿渡御は震災の影響で
今年は神事のみになるかと思われましたが…
せっかく残った神輿を境内の中だけでも担ぎたい! 町を活気づけたい!
という我が社人会(※)100名が、町の復興への熱い想いで立ち上がりました!!

ただ…
ここで問題が上がりました。

震災により家も家財道具も流され燃やされたため、神輿を担ぐ際に着用する
官服(かんぷく)もほぼ全て失ってしまいました。

官服を準備できなければ神輿を担ぐことができません。

そこで…この場をお借りし官服を製作する費用として全国のみなさまの
お力添えとご協力を賜りたいと考えております。

我々、社人会の熱い想いに賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、
どうぞよろしくお願い申し上げます!!


小鎚神社 社人会会長  三浦 順       副会長  岡本善幸
(※)社人会:小鎚神社の神輿を担ぐ人たちの会の名前



今年も大槌で神輿を担ぎたい。
津波と火災で失った官服をもう一度作り直すために、
みなさまのご協力をお願い申し上げます。





これが大槌で毎年担がれてきた小鎚神社の神輿です。
近年担がれている神輿
津波と火災による被害を奇跡的に免れ、神社とともに残すことができました。
1600年代に作られた神輿
この2基は17世紀から受け継がれてきたものです。



震災当時、火の手は神社の目前に迫り、さらに後ろの山にまでまわりこみました。
津波と火災の痕
瓦礫が神社のすぐそこまで埋め尽くしていました。


小鎚神社前小鎚神社から見渡す風景

7月現在、瓦礫は片付けられ、きれいな状態になりました。

この辺りには沢山建物がありましたが…
このように跡形もなくなってしまい
今は一層際立って、神社がぽつんとたたずんでいます。
今はまさにここが私たちの砦です。


2011年の祭りの日取りは
9月24日(土)宵宮祭 9月25日(日)復興祈願祭 の予定です。

例年のように盛大に町内を練り歩くことは叶いませんが、
せめて境内の中だけでも、神輿を担いで、町を活気づけたいです!!
どうかみなさまのお力添えをよろしくお願いいたします。


募金目的 : 官服購入費用 (100着)
官服
神輿があっても、官服がなくては神輿を担ぐことはできません。
官服の購入には1着1万円程かかります。
専用の生地でできており高価ですが、一度揃えたらこの先何年も使えるものになります。
100着を用意したいと考えておりますので、何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。




現地からの直筆メッセージ

大槌の古き良き伝統をこれからも引き継いでいきたい この場に携わった全ての人と共に!!
志半ばで亡くなった仲間の分まで担いで行きたい!!
いつか受け継いで行く子供たちのためにも復興と再建の願いを込めて!
1600年代に作られた御輿も現存する貴重な祭りです。これからも続けていく為に、よろしくお願いします。
再びみんなが大槌祭りを楽しめるよう、ご協力をお願いします。



みなさまの温かいご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。


募金額は合計 1,115,000 円に達しました(9/22)。みなさまのご協力に感謝いたします。



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祭りの様子
(2010年9月 撮影)


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